基本的に、証券口座はどこの口座を開いても、そこまで変わりません。
なぜなら、証券会社が倒産しても、「分別管理」という方法で資産が守られているので、お金がなくなるという事態は起こり得ないからです。
しかし、手数料や使えるポイントなどは、各会社によって違います。
そこで今回は、すぐに開ける証券口座や、手数料の違い、ポイント投資・運用についてお伝えします。
※証券口座の種類がわからない方は、まずはこちらをご覧ください、
とにかく早く開設したい方はこちら
とにかく早く開設したい方は、以下の表を参考にしてください。
取引できるまでの最短日数 | 証券会社名 |
申込当日 | 松井証券 |
SMBC日興証券 | |
翌日(申込日含めて2営業日) | SBI証券 |
楽天証券 | |
マネックス証券 | |
auカブコム証券 | |
岩井コスモ証券 | |
2日後(申込日含めて3営業日) | 岡三オンライン |
GMOクリック証券 | |
サクソバンク証券 | |
フィデリティ証券 | |
3日後(申込日含めて4営業日) | SBIネオトレード証券 |
※2024年時点
NISA口座開設は、約1〜2週間程度かかる
NISA口座は、税務署への申請となるため、開設までに1〜2週間かかります。
積み立てNISAは必ず活用した方がいいので、投資を今から始める人はNISA口座が開設されるまで待つことを推奨します。
証券会社ごとの手数料の違い
証券会社によって、株を購入・売却する際の手数料が違います。
以下が、証券会社ごとによって手数料の違いをまとめたものです。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム | マネックス | GMOクリック |
1約定制10万 | 0円 | 0円 | 99円 | 99円 | 90円 |
1約定制50万 | 0円 | 0円 | 275円 | 275円 | 260円 |
1約定制100万 | 0円 | 0円 | 535円 | 535円 | 460円 |
1日定額制10万 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
1日定額制50万 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
1日定額制100万 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
その他 | 国内株式 (現物/信用) 取引手数料 0円 |
国内株式 (現物/信用) 取引手数料 0円 |
25歳以下 0円 |
– | – |
証券会社 | 松井証券 | ネオトレード | 岡三オンライン | DMM株 |
1約定制10万 | – | 88円 | 108円 | 88円 |
1約定制50万 | – | 198円 | 385円 | 198円 |
1約定制100万 | – | 374円 | 660円 | 374円 |
1日定額制10万 | 0円 | 0円 | 0円 | – |
1日定額制50万 | 0円 | 0円 | 0円 | – |
1日定額制100万 | 1100円 | 0円 | 0円 | – |
その他 | 25歳以下 0円 |
– | 25歳以下 0円 |
25歳以下 0円 |
※1約定制とは、1回の約定(取引)ごとに手数料が発生するコースです。
※1日定額制とは、1日の約定金額(取引金額)の合計に対して手数料が発生するコースです。
ポイントも投資したい
ポイントも投資したい方は、ポイントを運用するか投資するか選びます。
ポイント投資とポイント運用の違いは、現金化できるか否か、です。
例えば、ポイント投資で買った株を売却した場合、ポイントも一緒に現金に換えることができます。
一方、ポイント運用で売却した場合、ポイントに変換することしかできません。
しかし、個人的には、ポイント運用する方がお勧めです。
なぜなら、融通が効くからです。
ポイント運用の利点
ポイント運用の利点は、1ポイントから運用できることにあります。
例えば、1株5000円の株を、ポイントで買うことはできるでしょうか?
高額の買い物をしたときに、そのくらいのポイントがもらえる場合がありますが、基本的には100〜500ポイントくらいが貯まる目安だと思います。
その期間も株価は変動しているので、ポイントを使わずに貯まるまで置いておくのはかなり勿体無いです。
ポイント投資では、貯まったポイントをすぐに投資に回すことができるので、投資においてかなり有利な立ち回りをすることができます。
ポイントもお金
基本的に、1ポイント=1円という相場が決まっています。
つまり、現金に変えようがポイントを保有しようが、資産は資産なのです。
1万ポイントを所有しているということは、現金1万円を所有していること同じです。
最近では、スーパーの買い物や電化製品の買い物でも、ポイントが使える店が増えてきました。
オンラインショッピングやホットペッパーなども、ポイントが使えますよね。
使うタイミングは必ずあるので、「現金化できないからポイントが貯まるまで置いておく」よりも、「ポイントあるから全部投資に回す」というマインドで投資をする方が、増える確率が高まります。
ポイント投資するなら、NISAと一緒に使う
NISAは、投資の利益が非課税になる証券口座です。
金額も自由に決められるので、現金と一緒にNISAに投資するのも良い手でしょう。
運用・投資できるポイント一覧
運用・投資できるポイントは、以下の通りです。
ポイントの種類 | ポイント運用 | ポイント投資 |
dポイント | dポイントアプリから可能 | 大和コネクト証券 |
pontaポイント | stockpoint for connect | 大和コネクト証券 |
Tポイント | 不可 | SBI証券 |
楽天ポイント | Rakuten PointClub | 楽天証券 |
nanacoポイント | 不可 | トラノコ(5円〜投資可能) |
waonポイント | 不可 | Tポイントに変換→SBI証券 |
LINEポイント | 不可 | LINE証券 |
※トラノコは手数料や月額料金(300円)がかかります。(2024年4月時点)
まとめ
今回伝えたかったことは、
できるだけポイントも投資に回して、最大限の利益を生み出すことを常に考えてほしい
ということです。
投資は税金や手数料との勝負でもあります。
1円でも、1ポイントでも多く投資することで、最大限の利益を生み出すことができるので、「たかが1ポイント」「たかが1円」などと考えず、一の桁まで利益を最大限生み出す努力をしましょう。
その考えこそが、投資成功の確立を高めるマインドです。
また、ポイント運用は現金投資と違って、利率が高く、増えやすい金融商材が多いです。
うまく運用して、持っているポイントを1.5倍、2倍と増やしていきましょう。
この記事を見て、皆さんの投資金額が1円でも多くプラスになれば幸いです。
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