お金持ちになるには、節約は必ず通らなければならない道です。
何の為に生きているのか分からなくなるほどの節約は必要ありませんが、人生を変える為に、自分が使うお金に対して目を光らせる必要があります。
そこで今回は、「投資」「経営」にお金を回すために捻出する「あるはずのないお金」を作ることを目的とした節約のメリットについてお伝えします。
絶対にゴミを買うな
100%断言できるお金持ちと貧乏人との決定的な差は、「ゴミ」を買っているかそうでないか、の違いです。
「ゴミ」といっても、ここで言うゴミは、生ごみなどのゴミ捨て場に捨てるゴミのことではありません。
「買っているものが、収益を産むかどうか」
この一点だけが、ゴミかどうかを判別する基準です。
例えば
- NetflixやApple Musicなどのサブスク
- YouTube premiumへの登録
- 部屋をおしゃれするための家具や家電の購入
- ブランドの服やブランドの時計
- 車の購入
- 一軒家の購入
これらは全て、ゴミです。
購入自体を否定しているわけではありません。
買えば当然メリットもあるし、家族のいる世帯なら、一軒家を買うこと自体が「夢」であり、購入することに何の抵抗もない人もいるでしょう。
しかし、経営的目線で、「お金持ちになりたい」のであれば、
それらは全てゴミです。
理由は明確で、
これらは全て、負のキャッシュフローを生み出しているからです。
負のキャッシュフローを生み出す人は、一生金持ちになれない
負のキャッシュフローとは、言葉の通り「負債のお金の流れ」です。
これを日常的に無意識に行っている人は、一生お金持ちになれません。
借金は、負のキャッシュフローの中でも最悪
一番わかりやすいのは、借金です。
アコムやアイフルでお金を借りた場合、利息が発生します。
現金20万を手に入れる為に、4万〜5万円を利息として支払うことになります。
つまり、現金4〜5万円を捨てているのと一緒です。
負のキャッシュフローの中でも、利息を払うことはお金持ちの中では禁忌とされています。
つまり借金持ちは、お金持ちに一番遠い存在です。
既に借金を持っている方は、これ以上利息が増える前に債務整理をお勧めします。
(筆者も債務整理を経験しており、最悪の状態からスタートしています)
サブスクは、経営的目線で見ると「ゴミ」
他にも、身近な例でいえば、netflixやapple musicなどのサブスクリプションが挙げられます。
これらもゴミです。
確かに、エンターテイメントが豊富で、心は満たされるかもしれません。
しかし、それだけです。
経営的目線から見ると、必要もないのにただお金をドブに捨てているので、こういったお金を使っている人もお金持ちから程遠い人と言えます。
売って価格が下がるものは、全てゴミ
また、ブランドの服や家具、家、車もアウトです。
確かに、中古で販売すればそれなりの価格で売れるかもしれませんが、どんなに綺麗な状態でも元値の1割〜3割が限界です。
つまり、元の価値から下がっているので、家や車、ブランドの服は購入した時点でゴミです。
実態のないものを買うのは、経営者としてオワコン
さらに、お金をコンビニのATMで引き出している人、ネットの買い物で配送料を払っている人、自販機で飲み物を買っている人。
全てゴミを買っています。
銀行で下ろしたら0円なのに、実態の無い手数料にお金を落とす時点で、無駄にお金を消費しています。
ネットの買い物の配送料も、実態のないお金です。自分で歩いて買いに行けば配送料は払わなくて済みます。
また、スーパーで買えば100円で済むものを、自販機で150円で買うのは、経営的には終わっています。
このように、実態の無いものにお金を払っていたり、実際の価格より安く買えることを分かっているのにも関わらず、その場で買ってしまう行為は「負のキャッシュフロー」として扱われます。
そして、その行為は、お金持ちから最も遠ざかる行為なのです。
プラスのキャッシュフローを産む
プラスのキャッシュフローとは何でしょうか。
それは、「お金を生み出すものを買う」ことです。
例えば、
- 株を1000円で1株買う(1年後に1100円になった)
- アルバイトを時給1000円で雇って、1日2万円の売り上げを上げる
- 100円で買った古着を、1000円で売る
- プリンターを置いて、1枚5円で印刷を引き受ける
これらは全て、お金を払うことによってプラスのキャッシュフローを産んでいます。
しかも、お金を投入して、機材や人を増やしていくほど利益が出てきます。
また、初期費用が低ければ低いほど、失敗するリスクを抑えることができ、経営が成功する確率が高くなります。
もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
節約したお金を、プラスのキャッシュフローに変える
今現時点で、「プラスのキャッシュフローはありますか?」と聞かれた時に、「ある」と答えられる人はいないと思います。
基本的に、居住費や光熱費、携帯代、食費、交通費、交際費、ちょっとした買い物やサブスクにお金を落としている人が多いのではないでしょうか。
これらは必要経費でありながら、負のキャッシュフローを生み出している、いわばゴミです。
経営者的目線で見れば、「全部極限まで節約した方がいい」のですが、僕はギリギリまで切り詰めるのはお勧めしません。
自分の生活費を極限まで削った時、何の為に生きてるのか分からなくなったからです。
僕は、自分が我慢できる限りで、1ヶ月1万5千円分を捻出できる節約を推奨します。
1ヶ月、15,000円を節約する
15,000円は、無理なく「経営」や「投資」に挑戦することができる金額であり、無理なく節約できる金額だからです。
日割計算で、1日約500円浮かせれば良いわけです。
絶対無理だ!という人に向けて、簡単にできる節約方法を並べます。
- 会社への通勤を自転車にする(月3万円→0円)
- 格安スマホに変える(1万円→3千円)
- 外食をやめて料理をする(月3万円→月1.5万円)
- コンタクトからメガネに変える(月8千円→0円)
- 服をGUなどで済ます(月1万円→5千円)
- 飲みを減らす(月2万円→5千円)
※上記の金額は、あくまで目安です。
補足:目的のある負のキャッシュフローはOK
必ずしも、負のキャッシュフローがゴミだというわけではありません。
- お金持ちになる為に本を買う
- youtubeを始めるために動画編集ソフトを買う
- ブログを立ち上げるためにサーバー料金を払う
- プログラミングをするためにPCを買う
こういったお金(プラスのキャッシュフロー)を産むための負債を、経営用語で「先行投資」と言います。
ただし、PCやスマホを買う場合、一番新しい機種なんて買う必要はありません。
何だったら、中古で十分です。
まずは安いもので挑戦し、プラスのキャッシュフローが生み出せるようになってきたら少しずつ価格を上げていくことをお勧めします。
最近のスマホやPCは一台15万〜40万かかるので…
もしどうしても最新のものがいい!という人は、3年で結果を出す覚悟を持って買ってください。
ただし、経営的思考で考えたら、最新型の機種もゴミです。
最新のmacのPCを40万払って購入し、3年ごとに買い換えて12年使うよりも、
ディスプレイとパソコンを分けたwindowsのPCを10万円で揃え、3年ごとにディスプレイとパソコンを買い替えて12年使った方が、同じ使い方をしていても約120万円も得します。
どうせできることが同じなのであれば、その120万を別の経営や投資に回した方が、効率が良いと思いませんか?
まとめ
今回伝えたかったのは、
「負のキャッシュフロー」ではなく「プラスのキャッシュフロー」を産む為に節約をすることが、最も成功に近づく近道だということです。
まずは1万5千円、用意してみてください。
どんな方法でも構いません。
このくらいの金額なら、少し節約するだけで捻出できるはずです。
どうしても節約が嫌な人は、月に2回くらいバイトしましょう。
まずは、「経営」や「投資」を始めるための、資金作りから。
なくなってもいい「1万5千円」を作ることが、まず最初のスタートラインなのです。
その環境が準備できたら、次は「投資の基礎知識」に進んでいきます。
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